ガソリンカードの展望。ガソリンカードの将来のあり方を考えます。

ガソリンカードの展望

 ガソリンカードの将来を考えた時、既存形態では必ずしも明るい兆しは見えてきません。なぜなら、ガソリンなどの化石燃料は有限であり、枯渇化が叫ばれて久しいのです。また、車そのものの変革も進み、HV(ハイブリッド)やEV(電気自動車)の進化は目覚しいものがあります。これによりガソリン需要は年々減少し、ガソリンスタンド(GS)の縮小化は進んでいます。

 このようにガソリンへの依存が縮小するにつれ、最悪カードの役割も終焉へ向かうと考えられます。

 その影響からか、現在カード会社の堅実化は進み、コラボカードには以前ほどの積極性が感じられません。これ、収益との絡みが大きいよう。

 コラボカードの拡大ではカード発行枚数こそ増えるものの、実際のカード利用はそれ程ではないという。よってカード管理などの費用がかさむわりに収益が望めないのだそうです。

 その為、最近ではカード会社が自社のプロパーカードへスイッチしてきています。ガソリンカードも、より収益の獲得を目指した割引システムへの転化を図る動きが顕著です。これはカードの利用が見込めるヘビーユーザへはメリット感じますが、その利用が少ないライトユーザーへは厳しいシステムです。

 また、カーライフカードなどもその有効性見いだされていたのですが、これもほとんど見かけなくなりました。やはりコラボカード全盛の遺産と言う位置付けであり、多くが整理されているようです。

 このままガソリンカードは消滅してしまうのでしょうか。

 ここでプラス思考を働かせ考えてみました。ガソリンの枯渇化が現実になったとしても、形を変え存在することは可能なのでは。

 例えば、ガソリンを全く使わないEV(電気自動車)が主流となった場合、ガソリン給油に代わり充電が必要になります。充電ステーションとして既存のGSは生き残り、充電を有料化する中で既存のガソリンカードからその姿を変えた「充電カード」なるものが出現するかもしれません。

 これ実は既に実証実験が始まろうとしています。(2012/1現在) コスモ、ENEOS、昭和シェル、出光の石油元売り4社は、首都圏でそれぞれの会員カードを相互に認証し、急速充電器を有償で使えるサービスを打ち出す方針だとか。ガソリンに代わり電気を供給するSSへの可能性を見出すことが狙いとされます。

 この進化では既存カードのシステムは改変され、固定化される充電料金に対して、ガソリンカード(充電カード)の利用では割引されるというようなシステムが生まれるのではないでしょうか。

 話戻しますが、厳しい環境にあるとは言えまだまだガソリン需要は大きい。その為、カードの需要は継続されています。

 但し、その在り方は、既存の流れであるガソリン割引機能をメインとして踏襲すべきか、それとも以前のようなそれ以外のサービス機能をも活かすべきか悩むところです。いずれにしても、現在のガソリンカードの活性化は将来への展望へ繋がるはずと考えます。

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