ガソリンカードのウイークポイント。ガソリンカードのウイークポイントを敢えて探ります。

ガソリンカードのウイークポイント

 ガソリンカードにとってガソリン割引システムは最大の魅力です。そのシステムは大きく分けて3つのパターンが存在します。

 1つは、ガソリン1リッター辺り○円引きと割引額が固定されている「定額割引き」タイプ。2つ目は、ガソリンカードの1ヶ月の利用金額によって値引き額が決まる「流動値引き(キャッシュバック)」タイプ。3つ目は、給油によってポイントが付与される「ポイント」タイプです。

 「ポイント」タイプは、それまでのショッピング等によるポイント付与のイメージとは異なり、「ENEOSカード P」の出現によりポジショニングされるようになった給油等に際してのポイント付与をメインにする新しいタイプです。

 いずれも特徴を示す反面、ウイークポイントも感じられます。ここでは敢えてその点に触れてみたいと思います。

タイプ別のウイークポイント

「定額割引き」タイプ

 このタイプは、石油元売系列のプロパーカードに多く見られます。系列での給油に際して、いつでもどの店でもガソリン1リッター当たり○円引きと割引額が固定されています。

 一般には2円引きを示すものが多く、どちらかと言えば月の給油量がそれほどは多くないライトユーザー向けに位置付けられます。

 この特徴は、ガソリン単価が下がれば下がるほど還元率が上がります。例えばガソリン1リッター当たり2円引きの場合、ガソリン価格が140円/Lなら還元率は1.42%です。130円/Lなら1.53%、120円/Lなら1.67%・・・ となります。

 しかし、逆に見ればガソリン単価が上がれば上がるほど還元率は下がることになります。還元率に拘ればこの点は微妙なところかと。

 また、ガソリン給油以外には特段のメリットを見出すことが難しいのです。ショッピング等によるポイント付与は機能していても、それをガソリン割引へは還元できないものが多いのです。

 よって、このタイプは、定額割引が保障されているものの大きな還元率を得ることは難しいのです。

「流動値引き(キャッシュバック)」タイプ

 現在の主流となっているのがこのタイプです。1ヶ月のカードの利用額によって、ガソリンの割引額が決まります。従って年会費は有料にもかかわらず、大きなガソリン割引額が期待でき還元率は高まります。

 例えば、1ヶ月のカード利用が月7万円超えるようなら、ガソリンの割引は7円/Lにもなります。140円/Lで1ヶ月の給油が100Lなら1年では168,000円、これが7円/L引きなら133円/L。同じく1ヶ月の給油が100Lなら1年では159,600円。その差は8,400円にもなります。

 しかし、このタイプは最低限のカード利用額が無ければ、「固定値引き」で対象となる割引さえもクリアすることができない場合があります。要はガソリンカードの利用が多ければ多いほど還元率(割引額)は高まりますが、最低限の利用額がクリアできなければ年会費を考慮した場合マイナス還元となってしまうのです。また、給油量にも制限が設けられています。この点は如何に。

 ヘビーユーザーにとっては利用次第でかなりの還元を得られますが、月々の利用が僅かなライトユーザーにとっては魅力は見出せません。

「ポイント」タイプ

 「ENEOSカード P」の出現で、新たな割引システムとなっているのが給油等による「ポイント」タイプです。それまでのショッピング等によるポイント付与とは異なり、給油等によって大きなポイント付与を得ることが魅力となります。

 このタイプ、実は還元率は相当大きいのです。通常ショッピングなどのカード利用では1,000円で6ポイント(0.6還元)ですが、給油等による還元は1,000円の利用で30ポイント(3%還元)となります。

 1ポイントは1円相当で計算した場合、給油では3%還元となり、ガソリン価格が140円/Lの場合なら4.2円/L引きに相当します。3%還元はかなりすごい印象なのがわかります。よって、ライトユーザーからヘビーユーザーまで有効性が発揮されそうです。

 が、この還元を得るには手続きが必要。また、ポイントの有効期限は2年間であり、有効期限が終了次第、1ヶ月単位で失効することになります。うっかりでポイント失効は痛い。なので手間に関する煩わしさをマイナスと取る人もいるのではないでしょうか。

まとめ

 ガソリンカードには特徴もあればマイナスも見えてきます。但し、利用する人によって評価は異なる場合があり、万人に対する見解とはならないはずです。上に挙げた評価に対しては、自身の利用環境に照らし合わせ判断したいものです。

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