年末年始と積雪、しかも極寒でスタッドレスタイヤやチェーンにとっては追い風、のはず。なのにコロナ禍直撃で当サイトは日ごとに低空状態へ加速。1月としては経験したことがない程の低迷ぶりに、不安など通り越しもうやってられんわ! 本日とうとう仕事放棄‥ と言ってるけど日記を書いてたりして。
さてどうしたもんか? そうだ! 年末にぶっ壊れた電子レンジの修理をしよう。ということで仕事場のPCデスクへ運び体制を整えます。音楽でも流しながらリラックス、別に直らんでもいい。飽くまでも気を紛らわす為ですから。
そのはずがイザ取り組むとやる気が出て来た。ただ何をどうすればいい? こんな時はネットで情報収集、そしたらドンピシャのWEBサイトを見つけました。壊れた箇所は同じ、ほぼその通りに進めれば修復の可能性あり。
壊れた製品はパナソニック製の6年物、ドアを開くレバーのテンションがゼロに。そう引いてもカクカク状態。中の部品が折れバネが外れてしまったよう。これによりドアはロック状態で開きません。
まずはロック解除から。厚紙を隙間から入れ内部のロック部品を押し下げる、すると簡単に開きました。次にドアを分解していきます。部品はブラスチックの爪で引っ掛け固定されているだけ。ネジは2箇所のみでした。簡単ね。
全部を外すと出て来ました。ドアを開けるレバー、内部部品が折れバネが転がっています。そう、ブラスチックの部品が折れたことでバネが外れロックが解除出来なくなっていたんです。
参照のWEBサイトは壊れた部品を新規で取り寄せたよう。それは面倒、私はそこをプラリペアというプラスチック用の特殊ボンド(造形補修材)で何とかしようと思います。このあたり核心なんですけどで集中し写真撮り忘れ。情けない‥
さて今回使用するプラリペア(造形補修材)とは、液と粉を必要な分だけ混ぜ合わせプラスチックを結合補修(造形補修)するもの。接着効果もありますが液と粉が固まることで、欠けた部品や折れてしまった部品を再生します。説明書には固まるスピードの目安として、25℃の室内で約5分となっています。
しかし普通のボンド感覚で接着作業をすると望むような強度が出ません。そこで接着面を斜めに削り面を確保、そこに流し込むようにする。はみ出たり山盛りになった部分は固まった後に削り平坦化します。
今回、これがドンピシャ。25℃の室内で約5分となっていますが1時間放置、そしたら完全再生しています。ガッチガチでもう90%以上修復可能を確信しました。
ということで、後は先ほどとは逆に外した部品を組付ければ完成、のはずでした。しかし、そこはまたひと手間必要に。そう補修した箇所の盛り上がりを平坦化する作用が不完全。その為に動きが重い。仕方ないその箇所を更に削ります。そして動きを確認、この作業を数回繰り返しこんなもんでしょ、のレベルまで到達。
あとは最終チェック、ここでバキッ! とならないことを祈ります。結果、問題なし。動きもスムーズだし接着固定完璧では。実際作動させてみましょう。んんん、温かい。完了です。(一応ですけど何かあるといけないので修復は自己責任ということで)
こんなで半日潰れました。でも満足だし気は紛れたと言っていいかと。あと今夜は酒だな、いっぱい呑んで更に気晴らしを。そしたら明日はやれる気がします。
今出来ることを淡々とやるしかないですね。あえいでもダメなモノはダメ。その先を見て行こうと思います。